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友田景

【気になるニュース】ギャンブル依存症


気になるニュース 「ギャンブル依存 疑い3.6%」9月30日 日経新聞 朝刊 38面

生活の身近にあるパチンコ・パチスロの影響がもっと多いようだが、競馬・競輪・ボートの公営ギャンブルもある。普段の生活に近いものが一番お金を使いやすいようだ。

これまで、内閣府の子ども・若者育成支援推進事業や厚生労働省の生活困窮者自立支援事業などに関わる中で、様々な依存症のケースを聞いてきた。

その中で圧倒的に難しいと感じるのは、法に守られている依存症である。法に守られているのは、アルコール、ギャンブルであり、法に守られていないのは、薬物である。

薬物は法律で禁止されているため、薬物依存が発見されたときには逮捕され、強制的に隔離される。しかし、アルコールやギャンブルは、法律で禁止されていないため、発見されても強制的に隔離されるわけではないため、依存症から脱却することが実は薬物よりも難しい。

アルコールやギャンブル依存症は、孤独な人が陥りがちとされているが、それだけでなく親子や恋愛などの人間関係の依存症も社会問題の中で見てきた。あたりまえのようにしている日常生活の中で、実はバランスを取ることは難しく、バランスを意識しなければ、気づけばどっぷりハマってしまい、抜け出せないということがよくある。ワーク・ライフ・バランスがそれを顕著に表している言葉なのかもしれない。

バランスの取れた生活を過ごすためには、人生のポートフォリオをちゃんと考える教育の必要性を感じる。

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